こんにちは、総合調査事務所アイスターオフィスです。
近年、不倫や浮気が発覚した後、夫が「性格の不一致」という理由で離婚を進めようとするケースが増えています。今回は、このような状況に直面している方々へ、私たちの調査経験を基にアドバイスをお伝えします。
なぜ「性格の不一致」なのか
「突然、夫から『性格が合わない』と言われました」
「話し合いの場で『価値観の違い』を強調してきます」
「お互いのために別れた方がいいと言われました」
このような夫の言動には、明確な意図が隠されています。「性格の不一致」による離婚の場合、慰謝料請求が困難になるためです。実際には不倫や浮気が離婚の本質的な原因であっても、表面上は「お互いの性格が合わなかった」という理由にすり替えることで、経済的な責任を逃れようとする計算が働いているのです。
離婚理由が与える影響
離婚の理由は、その後の人生に大きな影響を及ぼします。「性格の不一致」による離婚の場合
- 慰謝料請求が難しくなる
- 財産分与で不利になる可能性がある
- 浮気相手への損害賠償請求が困難になる
- 養育費の取り決めにも影響が出る可能性
一方、不倫が理由の場合は、婚姻関係を破壊した責任として、相応の慰謝料請求が可能になります。また、浮気相手への損害賠償請求も視野に入れることができます。
よくある夫の言動パターン
このような夫に共通する特徴的な言動をご紹介します：
- 突然、「価値観が違う」と言い始める
- 昔からの些細な出来事を理由に挙げる
- 「お互いのため」という言葉を多用する
- 早急な話し合いを求めてくる
- 「円満な別れ」を強調する
- 慰謝料について触れたがらない
必要な対策
このような状況に直面した場合、冷静な対応が重要です。感情的になって追及すると、かえって証拠隠滅する可能性があります。
まず必要なのは、不倫の証拠を適切に収集することです。しかし、これをあなた自身が行うのは困難です。夫の警戒心を高めたり、違法な証拠収集になったりするリスクもあります。
プロの調査が必要な理由
裁判所が認める証拠には一定の基準があります。
写真や動画は、日時や場所が明確で、対象者が特定できる必要があります。また、収集方法自体の適法性も重要です。
私たちの事務所では、このような状況に応じた適切な調査を提案しています。経験豊富な調査員による尾行や張り込みなど、法的に有効な証拠収集を行います。
解決に向けて
証拠を入手した後の対応も重要です。状況に応じて：
- 弁護士への相談
- 離婚調停の申し立て
- 慰謝料請求の準備
- 財産分与の検討
- 養育費の取り決め
など、総合的な対策をする必要があります。
まずは冷静に
突然の離婚話に動揺するのは当然です。しかし、この時こそ冷静な判断が必要です。「性格の不一致」という言葉に惑わされず、本当の理由を明らかにすることで、適切な解決への道が開かれます。
真実を知ることは辛い経験かもしれません。しかし、それは同時に、あなたの権利を守り、新しい人生を選択するための重要な一歩となります。
アイスターオフィスでは、年中無休でご相談を受け付けております。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。私たちが、あなたの権利を守るためのサポートをさせていただきます。