こんにちは、総合調査事務所アイスターオフィスです。今回は、弁護士から指摘される「調査の中途終了」について、探偵事務所としての見解と対策をご説明します。

弁護士からの指摘

弁護士

「探偵はなぜ途中で調査をやめるのか?」「この程度の証拠では法的に使えない」——このような厳しい指摘を弁護士から受けることがあります。

確かな証拠が得られていないにもかかわらず、調査を終了してしまうケースが少なくないという現状があります。

私たちアイスターオフィスでも、他社の不十分な調査結果を受けて再調査を依頼されるケースがあります。では、なぜこのような事態が起こるのでしょうか。その主な理由を詳しく解説していきます。

調査プランの設計における問題

疑問

    多くの探偵事務所が採用している時間制料金プランには、大きな落とし穴があります。

    当初の見積もりは比較的安価に見えても、調査の進行に従って延長料金が発生し、最終的な費用が予想を大きく上回ることがあります。例えば、1日の基本料金が15万円の調査でも、延長や追加調査が必要になれば、最終的に100万円を超えることも珍しくありません。

    このような状況で、お客様は経済的な不安から、十分な証拠が得られる前に調査の中止を決断せざるを得なくなってしまいます。

    不十分な証拠で満足してしまうケース

    拒否

      「些細な証拠でも相手を追い詰められる」と考え、決定的な証拠を得る前に調査を打ち切るケースがあります。特に、以下のような心理が働く場合が多いようです

      • 相手への不信感から、早急な対決を望む
      • 調査費用への懸念から、最小限の証拠で満足する
      • 「これくらいの証拠があれば十分」という思い込み

      しかし、不貞行為の立証には、単なる異性との接触だけでなく、不貞行為の事実を示す決定的な証拠が必要です。中途半端な証拠では、相手に完全否定されるリスクが高く、かえって不利な状況を招くことになります。

      探偵事務所への不信感による中止

      ケンカ

        初期の説明と実際の調査内容の食い違いや、コミュニケーション不足により、探偵事務所への不信感が生じ、調査の中止を決断するケースも見られます。

        解決策:確実な証拠収集のために

        私たちアイスターオフィスでは、これらの問題を解決するために、以下のような対策を行っています:

        明確な料金システム

        追加料金の心配がない定額制プランをご用意しています。調査開始前に総額を明示し、延長料金などの追加費用が発生することはありません。お客様は予算を確定した上で、安心して調査を依頼することができます。

        また、全ての費用について事前に詳しくご説明いたします。調査に必要な経費や、想定される期間、万が一の場合の対応など、料金に関する不安要素を解消します。面談時には具体的な見積もりを提示し、ご不明な点にもしっかりとお答えします。

        さらに、着手金+成功報酬型プランも導入しています。このプランでは、調査で必要な証拠が得られた場合のみ、成功報酬が発生します。お客様の不安を最小限に抑え、より確実な調査結果を目指すためのプランです。

        徹底的な事前カウンセリング

        まず、お客様のご要望や問題の本質を丁寧にお伺いし、目的に最も適した調査プランをご提案いたします。例えば、単なる事実確認なのか、法的手続きのための証拠収集なのかによって、必要な調査内容は大きく異なります。

        また、目的達成に必要な証拠のレベルについても、具体的にご説明いたします。特に法的手続きを視野に入れている場合は、弁護士が求める証拠の基準や、立証に必要な具体的な内容をお伝えします。中途半端な調査で終わることのないよう、必要十分な証拠収集の重要性をご理解いただきます。

        さらに、調査にかかる期間と費用について、具体的な見通しをお示しします。過去の類似案件の実績を基に、想定される調査期間や必要な費用を明確にご説明。追加料金が発生する可能性がある場合は、その条件も事前に詳しくお伝えします。

        継続的なコミュニケーション

        調査の進行状況については、定期的に詳しいご報告をいたします。現場からの最新情報や重要な発見事項をタイムリーにお伝えすることで、お客様に調査の進展を確実にご理解いただけます。

        状況に応じて調査方針の変更が必要となる場合も、速やかにご相談させていただきます。例えば、対象者の行動パターンが変化した場合や、新たな事実が判明した場合など、柔軟な対応が必要な際は、お客様と綿密に協議しながら最適な方針を決定いたします。

        また、調査期間中に生じる様々な疑問や不安についても、真摯に対応いたします。わかりやすい説明と適切なアドバイスをいたします。必要に応じて、弁護士などのご紹介も可能です。

        法的に有効な証拠を得るために

        弁護士が求める「法的に有効な証拠」とは、以下の要件を満たすものです:

        • 不貞行為の事実を明確に示す証拠
        • 時系列で示された継続的な関係の証明
        • 対象者の特定が可能な明瞭な映像や写真
        • 具体的な日時・場所の記録
        • 第三者による客観的な証明

        アイスターオフィスの取り組み

        サポート

        私たちは、以下の点を重視した調査を行っています

        • 法的効力を考慮した証拠収集
        • 弁護士と連携した調査の実施
        • 経験豊富な調査員による調査
        • 詳細な調査報告書の作成

        まとめ

        確かな証拠を得るための調査は、決して安価ではありません。しかし、不十分な証拠での再調査は、さらに大きな費用負担につながります。

        調査を依頼する際は、以下の点に注意しましょう:

        • 料金プランの詳細確認
        • 必要な証拠レベルの明確化
        • 調査会社との密なコミュニケーション
        • 必要に応じた同伴者の同席

        アイスターオフィスは、お客様の目的に応じた適切な調査プランを提供し、確実な証拠収集をお約束します。調査に関するご不安や疑問点がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。