こんにちは、総合調査事務所アイスターオフィスです。探偵に調査を依頼する場合、期間が長かったり依頼内容が複雑だったりして、費用が高額になることも少なくありません。
もし、契約をしてしまった後で「やっぱりやめておこう！」と思ったとき、クーリングオフは適用されるのでしょうか？
今回は、探偵事務所との調査依頼の契約はクーリングオフができるのか、そしてクーリングオフをお考えの方に向けてのアドバイスをお話しいたします。
探偵との契約でも、クーリングオフは適用される
探偵との間に交わした契約についても、クーリングオフは適用されます。
ただし、契約の場所によっては対象外になります。
クーリングオフが適用になるのは、契約に使った場所がホテルのロビーや喫茶店など、依頼者の自宅や探偵事務所以外の場所だった場合。
なぜなら、この場合は特定商取引法の「訪問販売」に該当するからです。
そして、たとえ契約書に「解約をした場合について」の記載があったとしても、クーリングオフの期間である８日以内であれば、支払ったお金は原則として全額返金されます。
ただし、契約の場所はクリアしていても、他の条件によってはクーリングオフの対象にならないこともあります。
クーリングオフの仕方
- 探偵と交わした契約についてクーリングオフをする場合は、契約書を交わした日から８日間以内に書面にて行います。
- 証拠を残すことが大切なので、必ず書面で、内容証明郵便を使うようにしましょう。
- もし、なんらかの代金をクレジットカードで支払っていた場合は、カード会社に対しても同様に書面を送ってください。
クーリングオフが使える条件がある理由
そもそもクーリングオフは、特定商取引法において無店舗販売を取り締まるための法律です。
これまでは探偵や興信所との契約においてはクーリングオフの対象外となっていましたが、2008年の改正に伴い、場所によって適応されることになりました。
だから契約の場所というのが重要となり、相談者の自宅や探偵事務所以外の場所という条件があるのです。
クーリングオフをお考えのお客様へ
クーリングオフをお考えのお客様には、以下の点に注意していただきたいと思います：
- 契約直後は感情的になりがちです。一度深呼吸をして、本当にクーリングオフが必要かどうか、冷静に考える時間を持ちましょう。
- 契約書をよく読み返し、内容を十分に理解しているか確認してください。不明な点があれば、遠慮なく探偵事務所に問い合わせましょう。
- クーリングオフには8日間という期限があります。契約日を確認し、期限内に手続きを行えるよう準備しましょう。
- 法的な問題に不安がある場合は、弁護士や消費者センターなどの専門家に相談することをおすすめします。
- クーリングオフの前に、探偵事務所と直接話し合うことも検討してください。契約内容の変更や、解約に関する合意が得られる可能性もあります。
- クーリングオフ後も、問題解決のための別の方法を考えることが大切です。必要に応じて、他の専門家や相談機関を利用することも検討しましょう。
私たちアイスターオフィス札幌相談室は、お客様の立場に立って真摯に対応いたします。クーリングオフについてご不明な点がある場合は、お気軽にご相談ください。
まとめ
探偵に悩みを相談するときは、そのことで頭がいっぱいになって、つい高額な契約を結んでしまうものです。
後から考えて「やはり料金が高すぎる。問題解決には、調査することが必要ではない！」と思ったときは、早めにクーリングオフをするのも選択肢の一つです。ただし、クーリングオフは最後の手段であり、まずは探偵事務所と誠実に話し合うことが重要です。
私たちは、お客様の問題解決のために最善を尽くすことをお約束します。
悩みや不安がある場合は、一人で抱え込まずに、ぜひ私たちにご相談ください。アイスターオフィスは、お客様の立場に立って、最適な解決策を一緒に考えていきます。