①調査依頼の背景
結婚10年目の男性から依頼がありました。最近、妻の様子に以下のような変化が見られ、浮気を疑うようになりました:
- 衣類や派手な下着を頻繁に購入するようになった
- 以前は貼ってあった勤務表が見当たらなくなった
- 妻のカバンからコンドームが見つかった
依頼者は数年前にも妻の浮気で離婚を考えたことがあり、今回は許せないと考えていました。
②調査内容
依頼者の話から、妻の浮気の可能性が非常に高いと判断されました。離婚や慰謝料請求のための確実な証拠を得るため、以下の調査を実施することになりました:
- ラブホテル利用の場合:2回以上の証拠収集
- 男性の居住先滞在の場合:5回以上の証拠収集
- 二人でいる場面(ツーショット)の撮影
- 浮気相手の居住先と勤務先の特定
調査のタイミングは調査員に一任していただきました。
調査プラン | 着手金+成功報酬プラン |
調査期間 | 約一ヵ月 |
③調査結果
調査の結果、以下の事実が判明しました:
平日の行動:
- 勤務終了後、公園の駐車場で男性と密会し、車内で時間を過ごすことがありました。
子供を保育園に預けている日の行動:
- 出勤時間より遅い時間帯に子供を保育園に連れて行くことがありました。
- その後、市内のスーパーの駐車場で男性と密会し、近くのラブホテルを利用していました。
- 朝から夕方までラブホテルに滞在し、その後男性を降ろして保育園に子供を迎えに行くパターンが確認されました。
浮気相手の情報:
- 妻と同じ勤務先の既婚男性で、幼い子供がいることが判明しました。
証拠保全:裁判での使用も考慮し、デートの様子やラブホテル滞在の証拠を予定より1回多く収集しました。
- デートの様子
- ラブホテル利用を3回
- 浮気相手の男性の居住先と勤務先
④調査後の対応
調査結果を受けて、依頼者は以下の行動を取りました:
- 離婚を決意しました。
- 浮気相手とは直接会いたくないため、紹介された弁護士を通じて交渉を行いました。
交渉の結果:
- 浮気相手の男性は当初、妻との関係を強く否定しましたが、最終的に慰謝料の支払いに応じました。
- 妻も最初は否定しましたが、最終的に依頼者の条件を受け入れ、離婚に至りました。
この事例は、家庭内の問題が子供の生活にも影響を及ぼす可能性や、職場での不適切な関係の危険性を示しています。また、法的措置を取る際の確実な証拠収集の重要性も明らかになりました。