離婚を思いたったらまずやるべきこととは?
あなたは、今、離婚を考えていませんか?
隣の芝生は青いと言うことわざがあるように、よその家庭が幸せそうに見えることってあります。
ですが、一見仲むつまじい夫婦でも一度二度は「離婚」を考えた事があると言います。
今回は、離婚を考えている方に向けて「離婚を思いたったらまずやるべきこと」をご紹介したいと思います。
パートナーとは、性格の不一致を感じている
こちらは男女共にダントツ一位の理由ですが、単に性格が合わないと言う理由だけで離婚裁判に勝つことはできません。
性格の不一致が故に夫婦関係が破綻し、この先も修復不可能である事を証明する必要が出てきます。
ポイントとしては、日々の会話や家庭で起きたトラブルを細かくノートや音声に保存することをお勧めします。
パートナーの浮気、異性関係の問題
夫や妻の不貞行為においては、まずは浮気の証拠を掴むことが大切です。
スマホやパソコンでラブメッセージを見つけたら、その画面を証拠写真として撮っておきましょう。
また、手帳に記録しているスケジュールや日記、見たことのない部屋の鍵、スマホに保管されているラブ画像やツーショット画像などは、スマホで撮影記録しておくことが望ましいです。
のちに探偵に調査を依頼する時の資料や、探偵の報告書と合わせ技で証拠能力が発揮するでしょう。
メインの証拠としては、私たちのような探偵事務所に、パートナーの浮気調査を依頼する方法もあります。
浮気相手とのツーショットや確たる不貞の証拠となる写真は、話し合いや離婚裁判において相当有利に働きます。
また、交際相手の居住先や勤務先を判明しておくことで、慰謝料請求に役立つことでしょう。
肉体・精神・物理的の虐待
夫から妻への身体的暴力に関しては、件数としてはまだまだ多いものの、減少傾向になりつつあります。
しかし近年では、言葉の暴力や給料を渡さないと言った精神的・物理的な虐待が原因となる事案も増えています。
こういった場合は、パートナーの暴言は音声や動画で記録しましょう。
また、暴力が振るわれることがありましたら、病院で診断書を取ったり、身体の怪我などは写真で撮影しておきましょう。
さらに、家計簿の内訳など詳細を継続的に記録しておくことで、家計の収支の状況が証明できます。
もし、今後にこじれて離婚裁判になった場合に備えておくためにも、役立つものとしてしっかりと保管しておきましょう。
お金について考えておく
パートナーとの離婚を想定し証拠集めや情報をまとめ始めたら、同時にお金について考えておきます。
相手に落ち度がある離婚であれば慰謝料が請求できますし、夫婦の財産は半分ずつ分与しますので整理しておきましょう。
また別居してから正式に離婚するまでの生活費(婚姻費用)は、扶養義務として相手に請求できますし、子どもがいるのであれば養育費は子どもが二十歳になるまで貰えます。
どちらも家庭裁判所の算定表に基づき金額が決まりますので確認をしておくと良いでしょう。
今後の生活について考えておく
離婚をしたら自立をしなければなりません。住まい、仕事などこれからの生活の準備を少しずつ始めておきましょう。
これらの準備金の目安として100万円は用意しておきたいところ。
慰謝料などのお金はすぐに貰えるものではないため、自分で少しずつ貯めておくのがベストです。
離婚はやるべきことがたくさんあります。
実家に身を寄せられるのであれば甘えても良いと思いますし、相談できる相手がいれば精神的にも安心です。
特に専業主婦の場合は経済的自立が一つの壁になるかと思います。
これからどうやって収入を得ていくのか、少しずつ就職活動を始めるのも必要です。
離婚までの道は大変ですが、準備次第でスムーズに次のステップにいけるものです。
やるべきことを頭に入れて、できることから始めていきましょう。
投稿者
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総合調査事務所アイスターオフィス 代表
北海道虻田郡出身
2002年、全国ネットワーク大手探偵社に所属し、探偵として調査経験を積む。2004年、「総合調査事務所アイスターオフィス」独立開業。札幌市・千歳市・苫小牧市に拠点を置き活動中。/一社)全日本総合調査業協会会員、一社)北海道探偵業協会会員/
座右の銘:敵は己の中にあり・点滴穿石(てんてきせんせき)
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