1. パックプランの基本概要

パック料金プランとは、総稼働時間(10〜30時間)を事前に設定し、その時間を柔軟に使用できる調査プランです。依頼者の要望、調査目的、対象者のスケジュールなどを考慮して、最適な調査計画を立てることができます。

主な特徴

  • 事前に決められた総稼働時間を複数日に分けて使用可能
  • 未使用時間を次回に繰り越し可能
  • 時間の無駄のない効率的な調査が可能
  • 早朝・深夜料金などの追加料金なし
  • 経費・オプション込みの定額料金

2. 具体的な事例紹介

事例1:週末の不倫調査(20時間パック)

状況毎週末に不審な外出をする配偶者の調査
時間配分と内容1日目(土曜): 6時間
13:00-19:00 自宅から繁華街での行動確認

2日目(次週土曜): 8時間
12:00-20:00 ホテルでの証拠撮影含む終日追跡

3日目(次々週土曜): 6時間
14:00-20:00 新たな場所での追跡調査
結果3週にわたる計画的な調査により、決定的な証拠を1回入手
総額360,000円(税別)

事例2:営業社員の業務態度調査(20時間パック)

状況営業成績不振の社員の業務実態調査
時間配分と内容1日目(月曜): 4時間
9:00-13:00 出社後の行動確認

2日目(水曜): 7時間
9:00-16:00 商談先訪問の確認

3日目(金曜): 4時間
13:00-17:00 商談先訪問の確認
結果勤務中のパチンコ遊技発覚、架空訪問先の報告等が発覚
総額 280,000円(税別)

事例3:ストーカー被害の証拠収集(10時間パック)

状況自宅周辺での不審者の出没調査
時間配分と内容1日目: 3時間
18:00-21:00 帰宅時間帯の監視

2日目: 4時間
17:00-21:00 帰宅時間帯の監視

3日目: 3時間
20:00-23:00 夜間の監視
結果不審者の特定と証拠写真の収集に成功
総額 200,000円(税別)

3. プラン選択時のポイント

時間配分の考え方

  • 対象者の行動パターン分析
    • 普段の生活リズムを把握する
    • 怪しい時間帯を特定する
  • 効率的な時間配分
    • 重要度の高い時間帯への重点を置く
    • 予備時間を確保する
  • 証拠収集のタイミング
    • 決定的な証拠が得られそうな時間帯の選ぶこと
    • 複数回の確認により確実なものにする

4. 各プランの特徴比較

10時間パック

  • 適している調査:
    • 短期集中型の証拠収集
    • 特定の時間帯に限定した調査
  • メリット:
    • 費用を抑えられる
    • 集中的な調査が可能

20時間パック

  • 適している調査:
    • 不倫・浮気調査
    • 従業員の業務態度調査
  • メリット:
    • バランスの良い時間配分
    • 十分な証拠収集が可能

30時間パック

  • 適している調査:
    • 長期的な監視が必要な案件
    • 複数の時間帯での確認が必要な調査
  • メリット:
    • 総合的な実態把握が可能
    • 時間に余裕を持った調査

5. 補足事項

  • 調査内容により必要な調査員数は変動します
  • 法律に反する調査は受託できません
  • 調査結果の証拠能力については事前確認をおすすめします
  • 料金は一般的な例であり、状況や難易度により異なる場合があります