世の中の小説や映画では不倫がドラマティックに描かれていることが多いですよね。
でも、一言で不倫と言っても、一体どの一線を飛び越えたらそれは不倫と呼ばれる行為に当たるのか疑問に思う人もきっと多いはず。
そこで今日は、日本における法律上の不倫(不貞行為)についていろいろ調べてみました。
配偶者の有無は重要
この場合、籍が入った婚姻関係でなくとも同居の長い内縁関係であれば、配偶者がいるとみなされます。
反対に、たとえ婚約を交わしていても、交際期間が短く同居期間も無い場合は「配偶者のある者」とは認められないのだとか。
この、「配偶者」がいる状態で、異性と性的関係を結ぶことが不倫(不貞行為)と呼ばれる行為です。
自由な意思による性的関係の有無
たとえ相手に好意があったとしても、メールや電話、デートでキスをしたなどの行為だけでは法律上の不倫とはみなされません。
また、不倫した側が相手に脅されていたり、強姦による肉体関係だった場合も、不倫の定義には該当しません。
あくまでも、当人同士の自由な意思による性的行為が行われた場合のみ、不倫(不貞行為)であると認められるのです。
ちなみに、相手が同性(同性愛)だった場合は不倫としては該当しませんが、「婚姻を継続し難い重大な事由」とみなされるため、離婚したい理由として離婚裁判に持ち込むことが可能です。
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